ノイズミュージック

以前に非常階段のメンバー（どなただったか憶えてない…）がインタビューで話していたことなんだけど「（我々の）存在自体がノイズだ」という言葉がとても好きで。

本来なら排除されるべきものが確固たる意志を持ってそこに存在していることの違和感。恐怖。気持ち悪さ。居心地の悪さ。そこに存在していることそのものが「ノイズ」なのであって、音（音楽）にフォーカスした「ノイズミュージック」なんていう言葉は「ノイズ」の大きな括りのほんの一部。そこだけを抽出して「ノイズミュージックを聴いてます」とか「ノイズミュージックやってます」とか「ノイズミュージックが好きな俺カッコイイ」とか片腹痛い。

個人的には「スカム」と呼ばれるジャンルが、非常階段の言うところの「ノイズ」なんじゃないかなぁという気がしてる。

まぁ不毛なジャンル分けや言葉狩りをするつもりは全然ないけど、得意そうに「ノイズミュージック」なんて言ってるヤツとは友だちにはなりたくない（笑）。