Kaseology
倉庫をちょっと整理していて、盤面に何も書かれていないCD-Rを見つけた。何を焼いたんだっけ?とパソコンで読み込んでみたら2008年に制作した自分のソロアルバム「Kaseology」のサブマスターディスクだった。
懐かしさもあって久しぶりに聴き直してみたのだが、これが結構面白い(笑)。自ら課したサーキットベンディング縛りから解放されたいと必死でもがいていた頃の記憶が蘇ってきた。サーキットベンダーがパーマネントな音源を制作するという、ある種のパラドックス。この「Kaseology」を作ったことでその矛盾に自分なりの答えを出せたと思っている。
最初は紙ジャケで20枚ほど作って円盤さんへの委託販売や手売りで売り切り、そのあとejectorのCDケース仕様に変更してさらに20枚ほど作って売り切った。もう手元には一枚も残っていないのだが、近日中に何枚か再販したいと考えているので、聴いたことない人はぜひ買ってね!ジャケットも少し直さないと。KASEO REKORZはもう無いし(笑)。
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