sketch on

今日は仕事が休みだったので、岐阜市にある金属加工に特化した工房兼ギャラリースペースの総合造形スタジオ「sketch on」の見学に行ってきた。

実はここのオーナーの廣瀬さんは高校の先輩。この人との出会いが無かったら今の自分は存在しないと言っても過言ではないぐらい、オレの人生において強烈な影響を受けた人物のひとり。パイナップル頭&短ラン姿で、廊下ですれ違うといつもスタークラブやラフィンやウィラードの曲を口ずさんでいて、ハードコアパンクバンドのライヴのフライヤーを大量にファイリングしたものを「デザインの課題をやる時のネタ帳なんだよ」と常に持ち歩いてたり。当時のハードコアパンク系の音源をたくさん持ってて、よくレコードを借りたりした。冬はランチジャーを肩から下げて通学。学生服にランチジャーだぜ?ヒップホップにおけるアディダスジャージみたいなミスマッチが最高にクールで、早速オレもランチジャーを買って真似した。学校ではいつもバカなことばかりやってるくせに、東京藝大にはスパッと現役合格。とにかくやることなすこと全てがおバカでカッコ良くて憧れの先輩だった。卒業してからは何度か高校の同窓会関連の会合とかで会うことはあったんだけど、ゆっくりと近況を話す機会がなかったので久々にいろいろと話し込んでしまった。

「sketch on」は面白いスペースだった。金工、デジタル、地元、自身の作家活動、商売…いろいろと先輩の中での自問自答や葛藤があった上での立ち上げだったと思う。個人的には3DプリンターとかレーザーカッターといったMaker向けのものには今まであまり興味はなかったんだけど、実際にサンプルを見せてもらいつつ話しを聞いてたらなかなか面白そうだ。これからもちょこちょこと顔を出しに行こうと思う。

Kaseo [bEnt or diE?]

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