NOON
今回の「GIGANOISE 4(後夜祭)」が開催された大阪梅田のNOONは、個人的に7年前のことがずっと尾を引いている場所で、まさかそこで自分が演奏することになるとは思いもしなかった。
7年前。ネットで知ったとあるライヴ情報に思わず声を上げた。「あの○○○○がNOONでライヴ⁈」こんなレアなライヴはない!滅多にライヴなんてやらない人だから、これはもう絶対に行くしかない!これを逃したらきっと後悔する!と思い(結局、後悔することになったのだがw)速攻でチケットを予約。ドキドキワクワクでその日を迎えた。
○○さんの演奏・パフォーマンス自体はとてもとても素晴らしいものだったが、ダンサーやDJ、コーラス隊などのサポートメンバーグループの立ち振る舞いがとにかく酷かった。○○さんを慕っているアピールが鼻に付くというか、逆に白々しさを感じてしまうような騒ぎっぷり。それがちゃんとライヴの演出になっていれば全然問題ないんだけど。そりゃまぁ確かに神様みたいな人だから気持ちは分かるけど、まるでお客が自分たちのパーティーの添え物みたいな扱い。こっちは金払って見に来てんだぞ!お前らも演者なんだから少しはお客のこと考えやがれ!
おかげでせっかくの貴重なライヴだったのにこいつらのせいで後味が非常に悪いものになってしまった。後にも先にも「金返せ!」と思ったのはこのライヴだけだ。もうげんなりしちゃって、終電の時間もあったので途中で帰ってしまった。○○さんの音楽は大好きだけど、もうライヴは見に行かないと帰りの電車の中で心に誓った(笑)。
しばらく経って、自分がライヴイベントを企画したり演者として呼ばれたりするようになったことで、逆にこの日のことをより強烈に意識するようになった。お客さんには最後まで楽しく気分良く過ごして帰ってもらいたいという思い。そういうことを自分なりに考えるようになった。
今回、NOONでやらせてもらったことでやっとちょっと自分なりに区切りが付いた気分。いろんな意味で良いライヴ納めになった。NOONのスタッフさん、みんないい人ばかりだった。またぜひ遊びに行きたい。
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