GIGA NOISE 2
今年最後のライヴが終わりました。ピ◯チュウたちをギャン鳴きさせてきました。今回は10年前に初めて東京でピ◯チュウライヴを演った時のRUN DMCシャツを着て挑みました。自分なりのひと区切り。
2006.10.20@吉祥寺4th floor
しかし今回のGIGA NOISE 2…とんでもないハプニングで幕を開けたイベントでした。
ツイッターでハッシュタグ#giganoise2でサーチすれば分かると思いますけど、一組目の非常勤階段のライヴ中にボヤ騒ぎがありまして。メンバーのひとりがステージでキーボードスタンドにアロマみたいなのをセットして緑色の火をメラメラさせていたんだけど、すぐそばでそのメンバーが頭に乗せたティッシュ箱からシュッ!シュッ!とティッシュを取り出して撒き散らしていて。正直、燃え移ったりしないもんかな?とちょっと気にはなったんだけど。横で一緒に見てた一楽さんが「なんか、アレってヤバくないか?」と言うのでオレも何だかゾワゾワしてきちゃって。「ちょっと行ってくる…」と一楽さんがステージの方へ向かって行き、しばらくしたらその緑色の炎がスタンドからこぼれ…た…ぞ…と思った瞬間にステージ上のティッシュの山に引火。アッと言う間に燃え広がってしまった。一楽さんとGOODMANのスタッフと火事に気が付いたバンドのメンバーの一部が慌てて炎を靴で踏んづけたりして消火しようとするも追いつかず、これはヤバい!と一気に会場全体に緊張が走ったが、ギリギリのタイミングで消火器登場。何とか火は収まったがGOODMANのPA機材や次のアーティストの機材などが消火剤まみれに。これはもうイベントそのものが中止になっちゃうのかしら…と思ってたらいきなりバコーン!と一楽さんがメンバーをブン殴って「音で勝負しろ言うたやろ!しょーもないアングラみたいなことやんな!帰れお前ら!ボケが!」
その後、ステージ上の消火剤やらティッシュの燃えカスやらを掃除するため約30分間中断。場内に立ち込める煙のニオイにゲホゲホ。完全にみんなシラけてしまった。こんなのもしオレがオーガナイザーだったらと思うとゾッとする。でもそこは一楽さん。ステージ上でメンバーたちが這いつくばって雑巾かけてるところを写真に撮ってツイッターにアップ。「みんなSNSで拡散するときはハッシュタグ忘れないでねー」ったくこの人は(笑)。
自分のライヴの場合は火を使ったりすることはないから大丈夫♪とは実は100%言い切れないのよね。いわゆる「自作楽器派」の人たちは、一流メーカーが安全試験を重ねて製品化されたモノではないモノを作って使っているわけなので、やはり事故が起こる可能性が常にあるということを心のどこかで意識していて欲しい。音が鳴ることも大事だけど、火を噴かないようにすることも同じように大事だと思うわけです。
スタンガンピ◯チュウはまだまだ人前では演奏できないや(笑)。
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