貴方の知らないサーキットベンディングの世界
昨日は岐阜のsketch onで開催されたイベント「貴方の知らないサーキットベンディングの世界」でトークとライヴをやらせていただきました。10人程のお客さんが来てくださり、中には京都から足を運んでくださった方もいてとても嬉しかったです。改めてありがとうございました。
まず前半は自己紹介からスタートして、そもそもサーキットベンディングとは何なのか、サーキットベンディングに出会ったきっかけ、国内外のサーキットベンディングシーン、Kaseo個人のサーキットベンディング観…etc.を時折ふざけたスライドを交えながらのトーク。普段、自分がやっていることや考えていること、自分の中にある価値観や意識というものを他人に対して言葉で説明する機会というのはなかなか無いので大変でした。途中で何しゃべってるんだか自分でも分からなくなっちゃったり、アレも言いたいコレも言いたい、でも結局その半分も伝えられなかったり。トークは難しいです…
百聞は一見にしかず、ということで次は未改造のYAMAHA DD-5を実際にドライバーでネジを外して開腹するところから始めて、デモパターンを鳴らしながらテスター棒でICチップのムカデ足をショートさせていきつつベンドポイントを探っていく、という地味ィ〜な作業の実演。でもこれで皆さんに「あ、そういうことなのか!」と分かっていただけたようでした。
少し休憩を挟み、後半は私がライヴで使っている機材の紹介。「ファミトロン」「神と対話するための装置」「ピカルミン」それぞれの制作ウラ話や今の形になるまでの紆余曲折の話などを交えながらのミニライヴ。「神と対話するための装置」では皆さんに順番にパッチングしてもらいましたが、思わず全員が「うおおっ!」と声をあげてしまうようなカッコいいフレーズが飛び出してきたりして大盛り上がり。まさに神降臨でした。非常に楽しかったです。「ピカルミン」は1月の名古屋でのライヴ以来だったので実に8ヶ月ぶり。7匹は今回も元気に鳴いてくれました。
というわけで21:00過ぎにイベント終了。そのあと皆さんでいろいろと談笑したり質疑応答があったり、名古屋のサーキットベンダー谷浦朋文さんが持ってきてくれた改造ゲームボーイのお披露目があったり。今回おかげさまでピカルミンが2匹売れ、CDも2枚売れました。お買い上げありがとうございました。
sketch onの廣瀬さんにはホント感謝です。こういう機会を設けていただきありがとうございました。
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