IAMAS

時々「KaseoさんてIAMAS出身なの？」と訊かれることがあるけど、違います。でもなぜかIAMAS関連のイベントに呼んでもらったり一緒にライヴやったり遊んでもらったりしています。

そもそものきっかけはオレのイタズラから。イタズラと言っても何かやらかしたわけじゃないんだけど（笑）。当時のIAMASはオレの通勤途中に在って、毎日その前を素通りしていたんだけど「県の研究機関みたいなものなのかしら？」という程度の認識しかなくて、正直何の学校なのかサッパリ。でもある日、ネットで偶然に赤松正行さんのお名前がIAMASの教授陣のリストにあるのを発見。赤松さんが制作されていたMacのサウンド系フリーウェアなどをよく使って遊んでいたこともあって個人的に大ファンだったんだけど、まさか毎日素通りしているところに勤務されていたとは思ってもみなかったのでビックリ！これは何としてもお会いしたい！と考え、仕事帰りにとりあえず自分の音源CDを持ってIAMASへアポ無しで突入というイタズラを決行。でも残念ながら赤松さんは出張で不在だったので、受付の人に「これ、赤松さんに渡してください…」と手渡してそそくさと退散（笑）。

赤松さんからしてみればどこの誰だか分からないヤツからいきなり訳の分からないCDが届いてさぞ気持ち悪かったことだろうと思うけど、後日非常に丁寧なCDの感想メールをいただいて恐縮。まぁきっと無視されるだろうなぁと思っていたので驚いたと同時にスゴく嬉しかったな。

その後しばらくして「オープンハウスがあるから遊びにおいでよ」とお誘いをいただいたのでお土産にピカルミンを持参して、とうとうIAMASへ潜入することに成功（笑）。そこからちょくちょくIAMASのイベントに誘われるようになって、MOBIUMの河村さんを紹介してもらって一緒にサーキットベンディングのワークショップをやったり、Craftwifeちゃんと一緒にユニットをやることになったり、いろいろ繋がっていって今度は養老アート・ピクニックなわけです。